血糖をコントロールできるのは、膵臓から出されるインスリンのおかげ。食事や間食などで血糖が上がっても、きちんとインスリンが分泌され、その作用により私たちは血糖を正常値に下げることができます。
血糖値600
これまで血糖値が100前後であったのに、急に血糖値が600くらいまで跳ね上がることがあります。食事で糖質や甘いものをたくさん食べたとしてもこれだけ血糖が上がるということはありません。
血糖が急激にあがる原因は、膵臓にあるといわれています。膵臓でも膵炎の場合は、痛みが伴うので、早くに発見されることが多いです。しかし膵臓がんとなると症状がなく、血糖値だけが変化することがあるのです。
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血糖値とLDLコレステロール
血糖は、血液中では「血中グルコース濃度(Glu)」として表されます。 血液中での「グルコース濃度」は、腸管からの糖質吸収、肝臓での糖新生(疲労と関係すると思われがちな「乳酸」を肝臓で「糖質」に変換し再 ...
インスリンの作用
膵臓に原因がある場合、インスリンの作用が正しく出ないことがあります。そのため血糖値を下げることが出来なくなってしまうのです。血糖が高い状態が続くと、体重減少や、頻尿、易疲労感など様々な症状が出ます。これを改善するには、早く対策をとること。
もちろん病院に行って原因を追究することが大切ですが、採血や諸検査を行うと同時に、糖尿病食にしたり、インスリンの注射をするなどすぐに対策をとることが大切です。また血糖600という状態では入院して治療をする必要があります。
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インスリン分泌条件とインスリン抵抗性
人間というのは、体の血液中のブドウ糖を燃料にして動いています。ブドウ糖はごはんやパンなどの炭水化物、お菓子などの糖分にも含まれています。食事によって血糖値が上がってしまうとすい臓にいるβ細胞が素早くキ ...